当時各業界とも送受信設備も整っていない時代に、

北方海域で漁に出た船が何らかの事情で

漁業水域を越えてソ連区域に入ってしまう、

密漁になるので向こうの巡視船に拿捕され船と船長は残されて

一般の漁労者は罰金刑で帰され,洋上で引きとる事になりそうだが、

赤十字社でも色々準備をしなければならない事がたくさん有るのが

通信設備が無い、困ったことが起きた時に何とか皆さんに今の技術を運用してお手伝い頂けるようなことが出来ないか、いやむしろやっていただきたいと赤十字社より要請があったようです。

{ 今日では考えられないことですね }

 そこで、有志が集まり日赤北海道支部アマチュア無線クラブJA8YJRが結成しました。

のちに分割しアマチュア無線家の各地区のクラブ代表者が集まり奉仕団を作り、防災・災害救助に役立てようと昭和41年6月1日に日本赤十字社北海道支部長より札幌市無線赤十字奉仕団JA8ZJRが委託をうけました。 (故JA8AC団員記より)

現在、道内各市町村に55箇所の無線赤十字奉仕団が連絡協議会を作り年に2回防災通信訓練を行っています。

非常通信とは
 地震、台風、洪水、津波,雪害、火災、暴動その他非常の事態が発生し,又は発生するおそれがある場合において、有線通信(電話,今では携帯電話)を利用することができないか又はこれを利用することが著しく困難であるときに人命の救助,災害の救援,交通通信の確保又は秩序の維持のために行われる無線通信をいいます。
有線電話が開通及び出来ることが確認されれば速やかに電波の停止を致します。
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 総合通信局長は上記の必要な通信を無線局に行わせることができます。
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 なお,非常通信,免許人の判断により行うことができますが、交通事故で近くに有線電話が無い場合でも非常通信に当てはまりません、一般的に海上事故・航空事故などが非常通信に入ると言われています、山岳の遭難も非常通信に入りません。

非常通信の区別が難しいようですし、非常通信であれば後日書類に書き込み総合通信局に提出しなければ成りません。

 

これらを運用して
  札幌市無線赤十字奉仕団は各種のマラソン大会、各赤十字事業奉仕活動に救急救護通信をアマチュア無線機を使用しないで、無線赤十字奉仕団の専用業務無線機「にっせき奉仕1~14」にてスポーツ救護奉仕団との活動、また他の救急救護支援・ボランティア活動にも運用しています。

 

(文責:委員長 工藤)